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2007年11月21日 (水)

やまねこ

「やまねこ」(中島みゆき 36.5℃ 収録)

この歌を聴くたびに思い出すのは、なぜか東南アジアのある国のスナック。
とっくに期限切れとなった旅券に押されたビザによると20年ほど前のことである。
現地作業班の中でその国にほぼ常駐していた先輩に、連れて行ってもらった。

当時は日本もその国もバブルのはしり位の頃。
その国での日本人観光客の醜態もしばしば新聞ネタになっていた。

そんな土地柄ながら、日本人でも仕事で滞在している人々はいるわけで…
そのお店は、そういうビジネスパースンの休憩の場として存在していた。
だから、醜業とされるようなサービスはなし、日本でもごく普通にあるスナックだった。
まぁ、そのときの仕事ではいろいろあってかなり凹んだことがあった。
そんなとき、そのお店にあったカラオケの中で「これなら知ってる」とヤケッパチに怒鳴りまくったのがこの歌…

あとで考えると無茶苦茶な歌をうたったものである。
従業員の方々も日本語か英語をそれなりに理解してくれていて、世間話でいろんな話を聞かせてもらった。
かなりハードな話もしてもらった。
話をする方は平気な顔をしているんだけど、実際に現地に行ってみると人身売買もあるかも知れないと思わせる光景が広がっていたりした。

その国で仕事をしているうちに出会った、名前も知らない「日本人」の行動をみてから、それまで以上に「日本って何様よ?」と思う気持ちも強くなったようだ。
地方都市の大きなホテルでチェックアウト手続きをしているときに耳に入ってきた日本語…その会話の醜さに耳を疑い、彼らを見るフロントの従業員の厳しい(ゴキブリをみるような)視線に思わず身をすくめてしまったこともある。
なにしろチェックインのときに書いた私の国籍は、彼らと同じなのだから…。
国籍なんていうつまらないもので、やつらと一緒にされたくはないとしみじみ感じたのを時折思い出す。

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