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2007年11月27日 (火)

本革装丁の文庫本

文庫本って、どういう扱いをされてるんだろう?
私の場合、気に入った文庫本はどこへ行っても、どんな場所でも、開くことができて直ちに没入してしまう。
そういう扱いをするのに、柔らかい紙のカバー&表紙という装丁は非常に具合が良い。
これが本革装丁だったりすると持ち歩きに不便で、内容がよほど良くないと開くことがなくなる。

短篇集』中島みゆき

このアルバムを初めて聴いたときに思ったのが、これに近い。
ちなみに収録タイトルは、順に…

「地上の星」
「帰省」
「夢の通り道を僕は歩いている」
「後悔」
「MERRY-GO-ROUND」
「天使の階段」
「過ぎゆく夏」
「結婚」
「粉雪は忘れ薬」
「Tell Me,Sister」
「ヘッドライト・テールライト」

最初と最後はNHKの有名番組のオープニング&エンディングなのだが…
間に入っている曲となんかイメージが合わない。
「地上の星」でズンズンと響く低音のリズムに乗せられて肩に力をこめて聞き始めると、そのあと延々とメロディアスな曲が続く。
おもいっきり肩透かしを食った気分になってしまった。

…あ。「地上の星」も嫌いじゃないんですよ…ただ、みゆきさんのアルバムって全体でひとつのイメージが湧くような選曲がされているものと考えていたもんで、なんかイメージが違うなぁ…と思うわけです。
たとえば、初期のアルバム『親愛なる者へ』などは、収録曲の中の、どれかが爆発的に売れたっていう印象はないんだけど、結果としてアルバムはヒットしたわけでして…私も人に勧めるときはこれを一番推すのですが…
・・・先月書いたとおり、個別の曲では「友情」がベストだと思ってますけど、これは『臨月』だし…

そんな印象から食わず嫌いをしてしまったこのアルバム、2曲目から聞き始めると結構良いことに最近(やっと)気づいた。

都会の町並みの様子から帰省シーズンを切り出して、普段街頭にあふれている人々のぎすぎすした表情に隠された優しさを歌った「帰省」をプロローグとして、ごく普通の〔私〕が持つ劣等感を、そうじゃないよと包み込む「Tell Me,Sister」でエンディング。
ううむ、ちゃんとひとつの流れになってる…。
「地上の星」と「ヘッドライト・テールライト」は、「帰省」~「Tell Me,Sister」で構成されている中身を包む表紙だったのか。
それも、「気合を入れて聴けよ」というメッセージか…やはり、このアルバムは本革装丁の文庫本だ。
ならば、これからはそれに応えて【2曲目から】真剣に聴こう^^;

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