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2008年3月 3日 (月)

PDSC(または言葉の暴力)-追記あり-

タイトルを読めば判る人には判ると思う。

PDSC(またはPDCA)という言葉があります。
品質管理に関わったことのある人なら、必ず聞いた事があるはずです。

Plan→Do→See→Check→Plan→Do→See→Check→以下循環

問題が発生したとき、このループをぐるぐる回して解決をはかるということです。

・問題の原因を見極めて対策aを考える(Plan)
・対策aを実行する(Do)
・対策aの結果を観察する(See)
・対策aにおける問題が無いかを検討する(Check)

・Checkにおいて問題が解決されていなかったなら対策bを考える(Plan)
…このループで最終的に問題を解消するという手法です。

ここで、注意しなければならないことがあります。
Planの段階です。
ここでは、解決しようとする問題がなぜ起きたのかを考えなければなりません。
この時点で、原因を見誤ると何度も何度もループを回さなければなりません。
それだけ無駄に労力・コストと時間を費やすことになります。
ここで、原因を見誤る要因となるものに、対策立案者への圧力というものがあります。
上部組織の面子にこだわった圧力がかかると、あるいは、納期などの営業的な圧力がかかると、その場しのぎの対策しか立てられず、問題の再発を生みます。

この手法は製造業だけのものではありません。
サービス業でも同様の手法を用います。

さて…行政も市民に対するサービスとして存在しています。
市民の安全を守るということは、行政サービスの中でかなり重要なものと申せましょう…
ある集団に属するもの(X)が、ある事件(Y)を起こしたとします。
そして、むにゃむにゃの運用を見直すという対策(Z)がとられたとします。
その対策がとられた後に
また、同じ集団に属するもの(X’)が、同様の事件(Y’)を起こしたとします。
この場合、一般的にはZが無効と考えられてもおかしくありません。
もちろん、実際には、変数であるXとX’、YとY’の差異も考慮して、Zという対策が妥当なものであったのかという検証が必要となります。
重要なことは、検証を行うということです。

……なれない言葉を使ってきたんで、だんだん疲れてきた。
さっき、「圧力」って言葉を使ったよね。
検証を妨げる圧力をネット上で、マスコミでかけたのはどこの誰なんだよ?
類似の事件が起きてるのに、てめぇらはどういう形で責任をとる気なんだよ?

gooのブログ検索で見て、あきれ果てた…

----(追記)-----
YとY’の差異を殊更に言い立てることによってZの妥当性の検証を無視することが問題の解決につながらないことは、私には自明のように思えるのです。
しかし、極めて残念なことに、YとY’の差異を言い立てることによって問題の本質から目を背けている論調が多数のブログに見られる。

それが、所詮「日本人」なのか?
そうではないと、私は信じています。
人間としての誇りを高らかに謳い上げている方々が多くいること…それが、私にとっての救いです。

本記事において、具体的な事件を示すことは避けております。
被害者とその関係者の方々の思いを察するに余りあるからです。

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