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2008年7月 5日 (土)

評価するということ

片言隻句を以って全人否定(肯定)の評価を下すことは、正しい評価の姿なのだろうか?
どうも、最近気になってしょうがない。
A(という人)のa(という発言(行為))には合意できるが、b(という発言(行為))には合意できない。
普通、そんなことは当たり前にあるんじゃないかと思うのだ。
そういう判断の基準を個々人が持っていることが、民主主義社会の基本だと考える。
これが、aをしたからAの発言(行為)は全て正しい。したがってAが為したbも正しいものとして受け入れなければならない…これは判断するという責任の放棄であり、全体主義への一里塚であろう。

具体的な事例として…ナチズムの入門編…(ソースは実家の本箱の中に埋もれてるんで提示できない;興味のある人は図書館なり、本屋なりへ行ってくれ)
ナチスは、ケインズ的経済政策により困窮したドイツ経済を一時なりとも立て直すことに成功したかに見えた。
この事実によって、ナチスのホロコースト・侵略戦争行為は肯定されるか?

されるわけが無い・・・と思うのが、民主主義はその社会を構成する個々人の自由を相互に尊重されることによって成立するという私の定義から導出される結論だ。

まぁ、上の事例は大げさと思う諸氏が多いとは思う。しかし、自戒をこめて言うのだが、往々にして安易な2択をしているんじゃなかろうか?特にネット上では…リアルな社会では安直な2択なんぞできはしない。
また、aという「正しい」行動をしたAが、bという「誤った」行動にでたとき、X,Y,Zといった人がaは正しいがbは誤りであるという指摘をすることはそんなに間違ったことじゃないと思う。
Aが民主主義的感性を持っているなら「あ、そうか m(__)m」で一旦事は収まり、A,X,Y,Zでb'という正解を一緒に探すことができるんじゃないかと思う。

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