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2008年9月

2008年9月22日 (月)

ラノベもしくは三文小説

ライトノベルとか三文小説とかって、結構好きだったりする。
「純文学」だと妙な衒いがあって書かれない様な台詞や解説がぽんぽん飛び出す。
田中芳樹氏の「銀河英雄伝説」はその典型みたいなもので、「民主主義とはなんぞや?」なんていう「純文学という言葉遊びの世界からは絶対でてこない」問いかけがされていたりする。
古くは五味川純平氏。実体験を基にさらに取材を重ねて、敢えて三文小説として「人間の条件」や「戦争と人間」などの大作を仕上げている。
そこで行われている問いかけは非常にプリミティブなものであり、その故に読者が自分の置かれている社会状況を振り返る縁になっていたりする。

最近のWeb回覧先で起きた騒動なども、これに当てはめてみると興味深い面がある。

「純文学」VS「三文小説」

純文学系統の方が書かれている文は、私には非常にわかりにくい。だらだらと意味不明に長い文章で、起承転結もはっきりしない。現場実務には絶対向かない文章の山である。おまけに作者の意図から逸脱した読みをするとファンから悪口の嵐が来るらしい。
だから、私は三文小説系統の方が書かれている文章の方が好きだ。なにより、文意が明確だから少々長くても苦にならない。

そういえば、三文小説でこういう文章があった
「レッドサン ブラッククロス パナマ侵攻(1):著 佐藤大輔 発行元 中央公論新社 新書」p196より引用
----------------引用1開始----------------------------
連中、整ったものを目にすると、それがなにを語っているかではなく、そこにある瑕瑾を見つけだして自分の卑小な優越感を満足させることに喜びを見いだす
----------------引用1終了----------------------------
----------------引用2開始----------------------------
他人へ勝手に自分を仮託した末に、なにか自分の思い通りならないとなると莫迦な女子供のように裏切られたのどうのとわめきちらす。それでいて、自分はいっぱしの理屈を通していると信じて疑わないのだから始末におえない。
----------------引用2終了----------------------------

純文学のファンって、外野からみるとこんな感じなんだよね。

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2008年9月 4日 (木)

887人の方々へ

泡瀬干潟の問題について、切り口や立ち位置は様々ながら『埋め立て反対』という具体的な事柄において問題意識を共有させていただいた皆様に御礼申し上げます。
とりわけ、このオンライン署名プロジェクトを立ち上げてくださった泡瀬干潟を守る連絡会 の皆様には敬意を表します。

とかく『長い物には巻かれよ』がまかり通るこの時代に、身の回りの些細な事柄に囚われてなにか大切なものを見失いがちになる傾向に一石を投じ得たのではないか…などとも考えます。

また、直に訴えかけられる街頭署名と違い、署名するか否かの判断材料を、プロジェクト記載の限られた情報に留めることなく、少しでも多くの情報を提供してくださった何人もの皆様にも敬意を表します。そして、その情報から署名することを選択された皆様にも…。

私はオンライン署名はハンドルネームで行いました。
それは、この署名活動を推進した方々に見てもらっている名前を使用することで、些少なりとも連帯の意思を伝えたかったからです。
オンラインの署名数は888件…これを多いと見るか、少ないと見るかは人様々でしょう。
限られた時間であったこと・問題が(一見)特定の地域の環境問題に絞り込んだものであったことを考えれば、寧ろ予想外に多かったとも言いうると考えます。

これからも、泡瀬はもとより全国的には知られることのないまま進行する同種の事象に、なんらかの歯止めがかかることを信じて行動しましょう。

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2008年9月 2日 (火)

無題

なんといってよいのか…
週末から、ペシャワール会の記事を読みふけっていた。

そこに書かれていたことに一人頷く。
いろんな意味で、深い…。
現地代表の中村氏が、マスコミで取り上げられるたびに訴えていたこと。
・外国軍の介入が治安維持につながるものではない。むしろ逆だ。
・日本は外国軍の行動に加担していないと「誤解」されてきたからこそ、受け入れられている。
・日本政府が戦争に加担していることが知られて以来、周囲の日本人を見る目が悪化している。
・現地で望まれていることは「食べていけること」と「平和」である。

※以上はペシャワール会のHPから、私が読み取った内容である。誤読があった場合、それは私の責任である。
詳細については、是非とも会のHPをご一読されたい。
    ↓
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

そして先日、一人の日本人が亡くなられた。
日本の政府は…そして、その政権を選択した日本人は、彼の生命を守ろうとしていたのだろうか?

他人事?自己責任?
そんな言葉は聞きたくない。その言葉はいずれブーメランの如く、自らに(あるいは子・孫の世代に生きる日本人に)還ってくるであろう。
そのことに対する畏れはないのか?

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