« 887人の方々へ | トップページ | 成果 »

2008年9月22日 (月)

ラノベもしくは三文小説

ライトノベルとか三文小説とかって、結構好きだったりする。
「純文学」だと妙な衒いがあって書かれない様な台詞や解説がぽんぽん飛び出す。
田中芳樹氏の「銀河英雄伝説」はその典型みたいなもので、「民主主義とはなんぞや?」なんていう「純文学という言葉遊びの世界からは絶対でてこない」問いかけがされていたりする。
古くは五味川純平氏。実体験を基にさらに取材を重ねて、敢えて三文小説として「人間の条件」や「戦争と人間」などの大作を仕上げている。
そこで行われている問いかけは非常にプリミティブなものであり、その故に読者が自分の置かれている社会状況を振り返る縁になっていたりする。

最近のWeb回覧先で起きた騒動なども、これに当てはめてみると興味深い面がある。

「純文学」VS「三文小説」

純文学系統の方が書かれている文は、私には非常にわかりにくい。だらだらと意味不明に長い文章で、起承転結もはっきりしない。現場実務には絶対向かない文章の山である。おまけに作者の意図から逸脱した読みをするとファンから悪口の嵐が来るらしい。
だから、私は三文小説系統の方が書かれている文章の方が好きだ。なにより、文意が明確だから少々長くても苦にならない。

そういえば、三文小説でこういう文章があった
「レッドサン ブラッククロス パナマ侵攻(1):著 佐藤大輔 発行元 中央公論新社 新書」p196より引用
----------------引用1開始----------------------------
連中、整ったものを目にすると、それがなにを語っているかではなく、そこにある瑕瑾を見つけだして自分の卑小な優越感を満足させることに喜びを見いだす
----------------引用1終了----------------------------
----------------引用2開始----------------------------
他人へ勝手に自分を仮託した末に、なにか自分の思い通りならないとなると莫迦な女子供のように裏切られたのどうのとわめきちらす。それでいて、自分はいっぱしの理屈を通していると信じて疑わないのだから始末におえない。
----------------引用2終了----------------------------

純文学のファンって、外野からみるとこんな感じなんだよね。

|

« 887人の方々へ | トップページ | 成果 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

えー、とみんぐアニさんがラノベ読みだとは思いもよらなかったわけでございまして、高校生くらいのころから20年になろうかというラノベ読みのあたしなんでございます。

田中芳樹さんの小説を読んでリベラルに目覚める例というのはけっこうある模様ですが、アニさんとの意外な共通点に驚きと喜びを感じたりしたあたしでございました。

そういえば、純文学って確かにあまり読まないかもしれない…大江健三郎とかも、さすがに全作は読んでないですしねぇ。

投稿: McRash | 2008年9月28日 (日) 21時09分

McRash師匠 どうもです( ^^) _旦~~。
いやぁ、師匠のお宅も純文学の徒に絡まれて大変ですなぁ。
実はラノベ読みというほどには幅広くは読んでないかも…です(^^ゞ。
面白い作者を見つけると、その人の作品にのめりこむほうなんで。
師匠なら、眉村卓氏なんてお勧めでっせ。創元推理文庫から次々復刊してますからね。あと、本文にも書いた五味川純平氏、これは中学高校の頃に初めて読んだんですが、今読み直すと別の味わいがあります。こういうのも読書の醍醐味かもしれません。

世間一般の最近の流行作家てのは、ほとんど読んでないなぁ。
まぁ、芥川賞作家なんてぇのはすぐには読まないほうが良いですね。某都知事も芥川賞作家ですし。

投稿: とみんぐ | 2008年9月29日 (月) 20時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224266/42555323

この記事へのトラックバック一覧です: ラノベもしくは三文小説:

» オタクの麻生ちゃん、大丈夫? [みんななかよく]
 他のブログ言論を紹介するのを社会的役割と思っておりますが、これを皆さんに読んでほしい。 “オタク文化”に“理解がある”麻生太郎氏と、彼を特別視する“オタク”と呼ばれる人々  逍遥録-衒学城奇譚-  の記事。  (略) ただ彼を語る中で、非常に興味... [続きを読む]

受信: 2008年9月27日 (土) 11時33分

» 泡瀬干潟  9/26 [リーフチェッカー’さめ’の日記]
泡瀬干潟を守るための署名を888筆(インターネット)、紙で2448筆、合計3,336筆いただきました。改めて、ご協力ありがとうございました!なお、引き続き12月末までこの署名活動は継続することにいたしましたので、またご協力お願いします!!!また10月末に韓国で開催さ... [続きを読む]

受信: 2008年10月 3日 (金) 23時54分

« 887人の方々へ | トップページ | 成果 »