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2009年3月

2009年3月15日 (日)

ブランド

一般によく聞くファッションの類のブランドには無縁な生活をしてるんだけど、意外な持ち物がブランド品だったりする。
普段使いに買ったショルダーバッグ、家電量販店のカメラバッグコーナーで見つけた品なんだけど、出張してきた会社の同僚から「えぇ~ えらいもの持ってるなぁ」と言われた。…おかげで気軽に使えなくなった(←この点、なんか間違ってる気がしないでもない)

このバッグ、それまで使っていた¥1,000のバッグがあちこち裂けて買換えたもんだけど。
当然ながらブランドなんて意識せず、使い勝手が良さそうで、そこそこ丈夫そうなのを選んだだけなのだ。
まぁ、確かに言われてみれば、ゴム引きした糸が織り込まれているので肩ひもが滑りにくく、厚手のコットン生地なので擦り切れてきてもそうそうはみすぼらしくないなぁ…位のことは買う時に考えたなぁ。
で、値段も確かに高かったけど、まぁ 払う価値はあるなと判断したわけだ。

ブランド品ってのは、品質が上等だからブランドとして成立するってのは、確かにそうかもしれない。
まぁ、実物をじっくり見たことはないけど、バッグの有名ブランドは材質・縫製からして違うというのは聞いたことくらいある。

ん~、品質に価値があると認めたら少々高くても奮発するというのがブランド嗜好だと言われれば、確かにその通りだなぁ とは思う。
でもねぇ、材料の品質や作りを丁寧にしたら、それなりに値段が張るのは仕方ないことだろう。
別に、ブランドとして確立していない品物でもそれは同じだろうとも思うのだ。
逆に、ブランドだから…って理由で品質が上等とは限らないのかもしれない。
家電メーカーなんかだと、年を経る中で製品の指向が変わっている物も結構あるし…。

大体が、偽ブランドの摘発なんてのがニュースになったりするのも、このあたりの割り切りが不十分なのかなという気もする。
有限責任中間法人ユニオン・デ・ファブリカンというところで、偽ブランドのタイプが掲載されているんだけど、この中のタイプ2は、私には微妙な位置づけに思える。
作りは比較的良い
 細部にわたって、本物に似せてあり、
 偽造の保証書や箱も付いている。」
微妙というのは、「作りは比較的良い」というところ…本家が認める通り、作りは比較的良いのだよ。問題はそっくり真似をすることで真っ当じゃない利益を生むことができるということ。
商売の本筋からいえば、真似なんかしないで堂々と別ブランド立ち上げればいいんだけど、それじゃ商売にならないから偽ブランドとして出荷してしまうんだろうなぁ。
消費者側が、きちんと品質と値段のバランスだけで割り切る購入をしていれば良い話だけどね。
「ブランドだから」買う…のではなくて、「良い品だから」買う…となれば、偽ブランドなんて減ると思うんだけどね。
消費者側も「ブランドだから良い」という信仰を持ってるから、いつまでたっても偽ブランドがなくならないんじゃないのかなぁ…まぁ、それ以前に「良いものとは、どういうものか」という判断ができるだけの訓練を受けているか/受ける機会があるか…という問題もないではないが。

しこう(嗜好)と、しんこう(信仰)
ふりがなだと一文字の違いだけど…

現物に当たるときの考え方には雲泥の開きがある。
こういうことって、世間では結構多いかもしれない。対象に勝手に自分の思いを乗っけて、思いこみだけで「あれは良い。あれはだめ!」と決めつけるようなスタイルは、ネットでも時々見かけるが、何なんだろうなぁ。あれって…「信仰」の部類に見えてならない。たとえ、それがニセ○○を批判すると称していても…。
 

 

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