« 2009年11月 | トップページ | 2010年2月 »

2009年12月

2009年12月21日 (月)

謎は深まる?

謎は深まる?

夜会vol.16
ブログ界隈を見ても、昨年ほどは盛り上がっていないようだ。
再演ということもあるのだろう。
しかし、実演を見ると…

「元祖」
開演:20:00、終演:22:20(休憩:20分)
「本家」
開演:20:00、終演:22:30(休憩:20分)
※二幕が10分長くなっている。「ほうやれほ」が長くなったのと、十二天がCD版と同じアレンジになったからかな?

音響がおとなしくなっている(U列ほぼ中央で聴いた感じ)。
とはいっても、D列で聴いたらさすがに…ド迫力。

基本的なストーリーは確かに昨年と同じだけど、切り口がかなり違うように思える。

複数の有名ブログで書かれているとおり、縁切寺(の機能)について長い科白が用意されている。「元祖」では科白なしで表現されていた所だから、演出という点で大きな変更ではある。しかし、これはあくまでも演出技法だと思う。

ストーリー展開では、「十文字」のところに重大な変更がある。
それは、定め書を読み上げるシーンに続いて崩れ落ちるのが誰か?という点だ。
「元祖」のときはみゆきさんが演じている「母」だったのが、「本家」ではコビヤマさんの「厨子王」と香坂さん、土居さん演じる「安寿」である。
ここの変更の意味、もうちょっと考えたい。

このストーリーのクライマックスは2幕の「十文字」~「赦され河わたれ」にある。
したがって、「十文字」で定め書を突き付けられるのは誰かという点は、その後の悔み苦しみ(ほうやれほ)、解放される(赦され河渡れ)のは誰か…ということに関わってくるわけで、ここの部分の変更の意味は大きい。
(で、いろんな夜会アンの皆様のブログを散策…私と違って、歌詞を引用されている方も多いので参考になる)
その答えは「ほうやれほ」の歌詞の変更にあるのかもしれない。
「元祖」のときは、母の立場からの別れた子、夫への愛、別れてしまった後悔が主題であった。
「本家」では、母のそれとともに、安寿のそれが重なっている。
これが表現されているのは「悔まれてならぬ~人でなし我が身 or 赦せず我が身」のフレーズではないかなと…。
つまり、登場人物の皆が皆、愛する者と別れたという罪の意識を共有しているということになる。
だから、「赦され河渡れ」の場面で、安寿、厨子王が眼隠しをしたまま登場し、その眼隠しを脱ぎ捨てて船に乗る…ということになる。
「眼隠し」というのは、「(ふりかえったところでどうしようもない)後悔」のことであり、それを脱ぎ捨てることで新しい未来(来生)へ向けて出発する準備ができる。そして新しい未来へ向けて安寿と厨子王が旅立つときに使う乗り物が、あの船ということだろう。
(「元祖」のときに悪評さくさくだった二幕の抽象的な魚や船、それは人間の生き様の比喩なのだから抽象的で当たり前だったのだ。)

「(同じ場所での)輪廻」と「(並行世界への)転生」
これが「24時着0時発」以来のテーマになっている。
これの結論はどうなるんだろうか?

参考ブログ:転轍される世界

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月13日 (日)

歳食ってからの道楽は…

夜会vol.16
Photo_3

どうも、嵌まってるなぁ…
2007年にコンサート行ってから、毎年この時期は休みをとらずにはおれない。

で、まぁ、今年も行ったわけだ。
去年は後ろの方で観たのだが、今年は(どういうわけか)大当たりぃ…
FC×2、公演事務局、ACTシアター…全部先行予約抽選が当たってしまった(^^ゞ
内1枚は、なんとD列中央ブロック!
舞台のへりから数メートルしかない!

んで、感想
まず、音
上下のステレオってのを初体験(笑
額縁の部分に埋め込まれた巨大なスピーカーからの音、舞台の前に仕込まれたスピーカーからの音、オーケストラピットから聞こえてくる生音…
3者の混合した音が、まぁ、凄いつうか、なんというか。
いや、実際には、ほとんどスピーカーからの音だとは思うんだけど、そこはそれ、生音も聞こえていたと思いたい(実際、後ろの席では聴き取れなかった音もかなり聞こえたからね)。
紙風船が舞台の前に仕組まれた階段を転がり落ちるときにカサカサと音を立てているのが聞こえたしねぇ。

役者さん
コビヤマさんの印象が、前と変わった。
これは特筆しておきたい。
いやね、去年後ろで観た時と、24時着00時発のDVDでは…なんか動きが大げさだなぁと思ってたんだけどね、今回前の方で観たら凄いわ。
PAとの兼ね合いなんだろうけど、この人の声、よく通るんだな。
スピーカーからの音に全然負けてない。
大きな動きの時は舞台が揺れてるのが見えたし(笑。
でも、それだけじゃない。細かい演技、本当に後ろからじゃ双眼鏡使わないと観えないよって部分まで手を抜いていない。
一番凄かったのは、一幕終盤のホームレスから托鉢僧への変身の場面。
香坂さん演じる庵主にホームレスの服を剥がれて、僧服に着替えさせられる時、動きはほとんどないんだけど、目が…。
ホームレスの衣装の時は放心したような無気力な目、それが僧服に着替えていくうちに徐々に力のこもった目に変わっていき、最後には満身の力を込めた目になる。
この演技は凄かった(繰り返すけど、この目の演技は遠くからだと多分見えてない)。
香坂さん、大変だなぁ…と思ったのは、みゆきさんの「♪柄杓を持って行かないで~」のアドリブへの返し。
いや、あのアドリブ…効きすぎだもの(爆笑。
それも毎回変わるんだから(^^ゞ。
土居さんも去年と変わらず踊りが上手い。見せ場はやはり紙風船の中でクルリと回るところかな(今年は演出を抑えていたらしく、紙風船を大きく上げなかった。これが残念だけど、失敗したら風船がとんでもないところに飛んで行ってしまうから、仕方ないかな)
もちろん、みゆきさんの歌は言うまでもない…から省略(?)

ストーリーについては改めて…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 7日 (月)

TV無いから

今更ながら、TV受信機を持ってない。
で、先日「BS熱中夜話(中島みゆきナイト)」を見逃した(未公開映像あり…だったんだそうだ)。
悔しいんで、NHKをちょいと検索した。

NHKオンデマンドで、(場合によっては)再放送をしてくれるらしい。

「見逃し 見放題パック」で¥1,470/月<但し、特選ライブラリは別料金
それに対し、NHKの受信料は…地上波で¥1,345/月、衛星込だと¥2,290/月

う~ん、紅白は見ないし、BSに結構見たい番組あるし、そもそもTV買うのもったいないから、オンデマンド契約しようかなぁ?
でも、オンデマンド事業は大赤字らしい。

(最初に戻る)
会員登録(無料)まではした。が、しかし、見たかった番組が配信リストに載ってない!
だから赤字なんだ!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年2月 »